ご挨拶


国頭地区中学校文化連盟

会長 玉城 史江

「新しい時代をきりひらけ!文化の架け橋 今 繋ぐ」のテーマのもと、第29回国頭地区中学校文化祭が開催できますことを大変嬉しく思います。

本連盟は、コロナ禍であった3年間、中学生の文化の火を消すことなく、無観客開催や録画・WEBによる開催と、工夫を凝らしながら開催を続けてまいりました。今年度は、新型コロナウイルス感染症が5類へと引き下げられ、生徒の活躍の場が広がりつつある中での開催となり、舞台の観覧希望校も15校と増えております。展示の部では引き続きWEB開催も実施し、舞台の部では学校限定視聴となるライブ配信も初の試みとして行われます。

さて、今年度は、名護市立名護中学校3年髙里羽菜さんのポスターと、大宜味村立大宜味中学校3年高良心さんの「新しい時代をきりひらけ!文化の架け橋 今 繋ぐ」のテーマのもと、舞台発表、展示発表が行われます。

舞台の部では、8校の合同による幕開けの歌三線合奏を皮切りに、琉球舞踊・郷土芸能・少年の主張・英語スピーチ・朗読劇・創作ダンスと多種多彩な演目が予定されています。展示の部では、美術や書道をはじめ各教科の授業等で取り組まれた作品が展示されます。ぜひ、多くの中学生、保護者、地域の皆様にご覧いただき、中学生の情熱と息吹を感じていただけますことを期待しております。

また今年度は、12月9日・10日の両日、全国中学校総合文化祭がアイム・ユニバースてだこホールにて開催されます。本地区からも舞台の部に国頭中学校が出演、展示の部では、地区代表として選出された作品が展示されます。ぜひ、併せて多くの方にご覧いただきたと考えております。

本文化祭が、これからも中学生の感性あふれる文芸や音楽発表の場、地域に脈々と受け継がれている伝統芸能の発表の場として、多くの皆様に夢と希望、感動を与える文化の場としてあり続けるよう、本連盟としてもその一役を担っていく所存です。

結びに、本文化祭を開催するにあたり、ご指導ご協力を賜りました学校関係者、地域の指導者の皆様に深く感謝申し上げるとともに、ご支援をくださいました北部市町村会、北部地区教育委員会協議会、沖縄県教育庁国頭教育事務所、国頭地区PTA連合会、名護市、名護市教育委員会、国頭地区小・中校長会、その他全て関係者に重ねてに感謝申し上げ、あいさつといたします。

令和5年11月19日


国頭教育事務所

所長 喜友名 悟

本日ここに第29回国頭地区中学校総合文化祭が、『新しい時代をきりひらけ!文化の懸け橋 今 繋ぐ』のテーマのもと開催されますことを心からお祝い申し上げます。

国頭地区中学校文化連盟は、平成7年の結成以来、文化の継承と創造・発展を目指し、中学生の文化活動の結集の場として充実・発展してきています。今年第29回目の祭典を迎えることができましたことも、ひとえに関係者の皆様のご尽力の賜であり、深甚なる敬意を表するものであります。

さて、伝統的な言語文化は、創造と継承を繰り返しながら形成されてきました。中学生のみなさんにとって、地域に根ざした文化や新たに創出したものを発表したり交流したりすることは大変意義深いことであり、感性を豊かにし、充実した学校生活、人間形成に繋がるものと確信いたします。

今年も各中学校や地域において様々な文化活動が行われ、中学生の活躍は目を見張るものがあります。本日の展示部門の数々の作品も、それぞれに創意・工夫がみられ、皆さんの真剣な取り組みの様子が伺えます。また、舞台部門も多様な内容となっており、日頃の学習はもとより、地域の文化活動への参加の成果としての発表など、活動の幅の広がりを実感しております。午後に開催される音楽発表会も第55回を数え、歴史ある発表会となっています。仲間と一体になって音楽を創り上げていく中で、創造性や表現力が培われていくものだと思います。

私たちの住むやんばるには、各地に息づく薫り高い文化があります。中学生の皆さんが、今後とも積極的に地域の文化や芸能に関心を寄せ、次世代の「やんばる文化」の担い手として大いに活躍されることを期待いたします。

また、今年度は12月9日、10日に全国中学校総合文化祭沖縄大会が開催されます。沖縄県・本地区の中学生の薫り高い伝統文化の力を全国に発信するよい機会となることでしょう。

結びに、本大会を開催するにあたり、御尽力くださいました関係各位に心から感謝を申し上げますとともに、中学生の皆さんの健やかな成長と国頭地区中学校文化連盟の益々の御発展を祈念して、祝辞といたします。

令和5年11月19日


沖縄県中学校文化連盟

会長 神谷 加代子

第29回国頭地区中学校総合文化祭が「新しい時代をきりひらけ!文化の懸け橋 今 繋ぐ」のテーマのもと、11月19日に舞台の部が名護市民会館大ホール、展示の部は中ホールに於いて盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。

さて、この総合文化祭の趣旨は、「文化芸術活動の場を提供することで、豊かな情操を育み未来へつながる創造力を高め、個性豊かな表現活動を通じて芸術文化活動の発展を図ること」となっております。国頭地区は、離島を含め21校の中学校を有し、1市2町8村それぞれの地区・字に根差した特色ある文化教育・諸活動が展開されております。国頭地区の中学生が様々な工夫をしながら音楽、伝統芸能、美術、書写など文化芸術活動を継続しそれぞれの学校で文化の灯を守り続けておりますことを心から感謝しております。

参加する生徒の皆さんは舞台芸術を始め、多くの演目において日頃の練習の成果を存分に発揮するとともに、表現する喜び、互いの演奏・発表の素晴らしさを体感し、より豊かで幅広い文化芸術活動に繋げてほしいと思います。また、展示の部においても各学校から力強い書道作品や繊細なタッチの絵画等が多く出展され、見る者の心を動かすほどの力作が期待されます。是非、国頭地区の仲間と喜びと感動を分かち合い、相互の交流を深めるとともに、各中学校における文化活動の充実と発展のために更なる飛躍を期待しております。

また、第23回全国中学校総合文化祭が12月9日、10日に「アイム・ユニバース・てだこホール」で開催されます。舞台発表の部、展示発表の部、スケッチコンテストの部、生徒交流会等で全国の仲間と文化の交流と親睦を図ります。特に、舞台の部のオープニングセレモニーに於いてはオーディションから選出された子ども達が出演し沖縄の歴史や素晴らしさを構成劇で表現します。そして、今回の国頭地区総合文化祭から推薦された演目も出演予定となっております。これからの未来を担う国頭地区の中学生のみなさんが、郷土に誇りを持ち、新たな文化創造への挑戦と、伝統芸能の担い手として成長し飛躍することを期待しております。今こそ、自分の可能性を信じ、大きな舞台へ挑戦してください。

結びに、本日の総合文化祭の開催にあたり、玉城史江会長をはじめ連盟役員並びにご指導にあたってこられた各学校の先生方及び地域の方々に対し深く感謝申し上げるとともに、国頭地区中学校文化連盟がこれからも充実・発展されますよう祈念申し上げ、あいさつといたします。

令和5年11月19日